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新型コロナウイルスの影響は中古車市場にまで及んでいます。実際に、新車の販売台数が28.6%減少したり、中古車の買取相場や査定額が低迷したりしているんです。
あなたはコロナの影響で中古車市場がどうなったのか気になりませんか?
新型コロナウイルスが流行した結果、多くの方が外に出るのを止めましたよね。緊急事態宣言が発表された際には街が閑散となり、車を買いに行く人・売りに行く人も減りました。
このコロナによる外出自粛は、中古車市場や新車販売にも大きな影響を及ぼしたのです。
そこで今回は、新型コロナウイルスによる中古車市場・新車販売への影響について解説します。実際の車の買取相場・査定額の推移・販売店・買取店が実施するコロナ対策についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コロナの影響で新車の需要が激減

コロナウイルスの影響で、新車の需要が激減しています。
2020年5月1日に「日本自動車販売協会連合会」と「全国軽自動車協会連合会」が発表した4月の新車販売統計は、総台数が前年同月比28.6%減の27万0393台だったのです(*)。
車種別の内訳としては以下の通りになっています。
【2020年4月の販売台数】
車種 | 販売台数 | 前年同月比 |
乗用車 | 74,558台 | 35.4%減 |
貨物車 | 23,697台 | 26.8%減 |
貨物車の内訳 | 販売台数 | 前年同月比 |
ボンネットバン | 2,867台 | 35.6%減 |
キャブオーバーバン | 10,204台 | 25.4%減 |
トラック | 10,626台 | 25.3%減 |
参考:全国軽自動車協会連合会「令和2年4月 軽自動車新車販売速報」
このように、新型コロナウイルスの影響によって、車種に関係なく新車の販売台数が大幅に減少しているのです。
ちなみに緊急事態宣言の途中であった5月の販売台数は以下の通りとなっています。
【2020年5月の販売台数】
車種 | 販売台数 | 前年同月比 |
乗用車 | 50,623台 | 55.9%減 |
貨物車 | 19,684台 | 42.1%減 |
貨物車の内訳 | 販売台数 | 前年同月比 |
ボンネットバン | 2,361台 | 45.5%減 |
キャブオーバーバン | 8,124台 | 44.4%減 |
トラック | 9,199台 | 39.0%減 |
参考:全国軽自動車協会連合会「令和2年5月 軽自動車新車販売速報」
やはり、緊急事態宣言によって本格的に外出自粛が強まった5月は、4月よりも新車の販売台数が減少するという結果です。
しかし、新型コロナウイルスの感染リスクが高まった結果、電車やバス・新幹線・飛行機といった公共交通機関の利用が避けられるようになりました。
それに伴って車の必要性を感じた人も多いので、新型コロナウイルスが収束すれば新車の販売台数は戻る可能性は十分にあるでしょう。
*:日経XTECH「20年4月の国内新車販売は前月比53%減、新型コロナの影響で急減」
コロナの影響で中古車市場が低迷

新型コロナウイルスの影響は中古車市場の低迷にも現れています。
2020年の1~5月までの普通乗用車における販売台数を、前年同月販売台数と比較してみると以下のような結果となったのです。
【普通自動車】
月 | 当月販売台数 | 前年同月販売台数 | 増減率 |
1月 | 129,487台 | 129,444台 | +0.03% |
2月 | 149,861台 | 158,025台 | -5.45% |
3月 | 218,129台 | 223,379台 | -2.41% |
4月 | 140,563台 | 155,168台 | -10.39% |
5月 | 117,927台 | 147,575台 | -25.14% |
3月の時点では大きな減少は見られません。しかし、日本でも新型コロナウイルスの流行が拡大し始めた4月になると、前年同月と比べて-10.39%大幅減少しているのが分かります。
さらに、緊急事態宣言の真っ只中だった5月は4月以上の減少幅となる-25.14%という結果でした。
やはり、外出自粛に伴って車を買いに行く人も減ったため、販売台数が大幅に減少したと考えられます。
今後は、緊急事態宣言解除と県外をまたぐ移動の解禁に伴って、どれぐらいの販売台数の回復が見込まれるのかが注目ですね。
買取相場・査定額の推移を調べてみた!
ここでは実際の車の買取相場・査定額について解説します。今回はトヨタのコロナ・ホンダのフリード・日産のノートの推移を確認していきましょう。
トヨタ(コロナ)の買取相場・査定額の推移
まずはコロナウイルスと同じ名前のトヨタ(コロナ)の買取相場・査定額を確認しましょう。
トヨタのコロナは、既に製造が終了している車種なので、使用年数が平均27年・走行距離が平均100,001~110,000kmと古いため、平均査定価格は3.4万円という結果でした。
ホンダ(フリード)の買取相場・査定額の推移
続いてはホンダ(フリード)の買取相場・査定額を確認しましょう。
参考:carview「ホンダ フリードの買取価格・査定相場」
ホンダのフリードは、現在でも製造されていてホンダを代表する人気車種です。平均使用年数は9年で平均走行距離は80,001~85,000km、平均査定価格は76.6万円という結果となりました。
日産(ノート)の買取相場・査定額の推移
最後は日産(ノート)の買取相場・査定額を確認しましょう。
日産のノートは、現在でも製造されていて日産を代表する人気車種です。年式は2017年/平成29年で平均走行距離は20,000㎞、平均査定価格は51.0万円~86.0万円という結果となりました。
販売店・買取店が実施するコロナ対策

販売店や買取店へ出向く人が減少する中、各店舗ではコロナ感染を予防するため、様々な対策を講じています。
まず、車の販売店ではオンライン販売を積極的に実施するようになりました。また、買取査定でもインターネットや電話を使った査定が活発に行われているのです。
車の購入や売却には物理的な接触が必要になるものの、車の受渡の際には距離を保った状態でできるように工夫してくれるので、安心して購入や売却ができます。
もちろん、スタッフの方は手の消毒だけでなく車のハンドルやドアノブなど、とにかく消毒を徹底しているようです!
今後の見通し……コロナで車の必要性を実感!

今回は、新型コロナウイルスによる新車・中古車市場の影響について解説しました。
その結果、新車・中古車共に販売台数が減少していて、まだまだ回復の兆しが見えない現状にあると分かりましたね。やはり、外出自粛によって車を買う人も売る人も販売店・買取店に足を運ばなくなったのが原因と考えられます。
しかし、6月現在は緊急事態宣言の解除・外出自粛の緩和・県外をまたいでの移動解除など、少しずつ新型コロナウイルスの脅威がなくなってきました。
また、外出自粛中に電車・バスといった公共交通機関の移動が制限された結果、車の必要性を実感した方が多かったのも事実です。
今後は、外に出る恐怖もなくなってくるので、それに伴って車を購入する人が増加するでしょう。買う人が増えれば中古車の需要が高まるため、売却額アップも見込まれます。これから車の買取査定をすれば高額買取が狙えますね!
ちなみに車の買取相場は、様々なポイントで決まるので、興味がある方は以下の記事も併せて参考にしてみてください。
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