車買取査定で悪質業者に騙されないための対策5つ!トラブルの実例も紹介!

車の買取査定って「悪質な業者がいる」「トラブルが多い」というイメージありませんか?

近年は、買取査定も優良業者が増えていますが、それでは悪質な業者とのトラブルはなくなりません。

実際に車の買取査定では、以下のようなトラブルが発生しています。

✖ 車を渡したのに入金されない
✖ 契約後に買取金額を減額された
✖ 法外な違約金を請求された
✖ 買取相場より安い査定額を提示された

悪質業者に出会ってしまい、このようなトラブルに発展するのは誰だって嫌ですよね。

ただでさえ車の買取査定の金額は高額。「査定額で新しい車を買いたい」「旅行や買い物を楽しみたい」などワクワクするものなので、気持ちよく売却したいでしょう。

けど、どのような業者が悪質なのか判断が難しいのも現実です。

そこで今回は、車の買取査定で悪質業者に騙されないための対策5つを解説します。

トラブルの実例もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

【実例】悪質な業者の手口

まずは、車の買取査定で実際にあった悪質な手口をご紹介します。

どのような手口があるのか知るだけでも、引っかかるリスクが軽減できるので参考にしてみてください。

手口1.強引に買取契約を結ばせる

悪質な手口1つ目は強引に買取契約を結ばせるというものです。

そもそも買取業者は、1台でも多くの車を売りたいと考えています。

そのため、少し強引な手段でも車を買い取ろうとする業者がいるのです。

中には、「契約後でもクーリングオフできる」と言って無理やり契約をさせる業者も存在します。

「クーリングオフできるなら良いのでは?」と思うかもしれませんが、実際は車の買取に対するクーリングオフは対象外なので注意してください。

車買取におけるクーリングオフについては以下の記事を参考にしてみてください。

手口2.売却金額が入金されない

悪質な手口2つ目は売却金額が入金されないというものです。

車の引渡しが完了すると、通常は3~5営業日くらいで入金されます。

しかし、悪質な業者の中には車を引き取った後に「全く入金しない」「半分だけ入金して逃げる」というところがあるのです。

この場合は完全に犯罪に該当するので、1日でも早く「国民生活センター」「一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)」などに相談してください。

手口3.買取相場より安い査定額を提示される

悪質な手口3つ目は買取相場より安い査定額を提示されるというものです。

買取業者は、買い取った車を売却して利益を得ています。

当然、安く買い取って高く売れば利益は大きくなるのです。

優良業者であれば、しっかりと買取相場に見合った査定額を提示してくれます。

しかし悪質な業者だと、あの手この手でお客様の車に関する知識を把握。

車に詳しくないと分かると、相場より安い査定額を提示するのです。

買取査定に出す際は、愛車の買取相場を把握しておきましょう。

手口4.契約後に査定額を減額される

悪質な手口4つ目は契約後に査定額を減額されるというものです。

普通の買取業者なら、契約後の減額は基本的にしません。

もちろん、お客様側が事故歴などを隠して虚偽の申告をしていたなら、契約後でも買取業者側に減額の権利はあります。

しかし、しっかりと事実を伝えたうえで尚且つ減額となる証拠もないなら、悪質な業者と言えるでしょう。

この場合、キャンセルに際しても高額な違約金を請求される恐れがあります。

やはり、「国民生活センター」「一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)」などに相談してください。

悪質業者に騙されないための対策5つ

続いては、悪質業者に騙されないための対策についてご紹介します。

対策1.Pマークを確認する

悪質業者に騙されないための対策1つ目は、Pマークを確認することです。

Pマークとは、プライバシー情報を適切に保護していると認定された事業者に与えられるもの。

このPマークがあれば、個人情報保護に対して労力をかけていると分かります。

実際のPマークは以下のようなものです。

このPマークが付いている必ず確認してください。

対策2.査定にかける時間が適切か確認する

悪質業者に騙されないための対策2つ目は、査定にかける時間が適切か確認することです。

車の査定は大体30分~1時間程度はかかります。

そのため、極端に査定時間が短いと業者は注意してください。

後になって、「故障個所が見つかった」などの理由を付けて減額する可能性があります。

車の査定時間に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、どのくらいかかるのか把握してから査定に出してください。

対策3.契約書を丁寧に説明するか確認する

悪質業者に騙されないための対策3つ目は、契約書を丁寧に説明するか確認することです。

車の買取査定は大きなお金が動くもの。

優良な業者であれば時間をかけて丁寧に契約書の説明をしてくれます。

しかし、悪質な業者だと契約書の説明をしっかりしません。

特にキャンセル料などの説明がおろそかになりやすいのが特徴です。

買取業者側にとって都合が悪い内容も丁寧に伝えてくれるかどうか、しっかりと観察して契約すべきか判断してください。

対策4.その他の重要事項を説明するか確認する

悪質業者に騙されないための対策4つ目は、その他の重要事項を説明するか確認することです。

振込期日や車両の引き渡しの日といった契約書以外の説明を丁寧にするのも、悪質業者かどうか判断する材料になります。

とにかく、あなたの疑問点や不安点をなくすように、詳細や説明をしてくれるかどうかが大切なのです!

車の買取査定で悪質業者に出会った場合の2つの対処

どんなに下調べをして注意を払っても、100%悪質業者の回避はできません。

そのため、悪質業者に出会ってしまった場合の対処法を知っておく必要があるのです。

万が一、車買取査定で悪質業者に出会った場合は、以下の2つの場所に相談してください。

  1. 国民生活センター
  2. 一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)

1.国民生活センター

「国民生活センター」は、消費者センターと連携して消費者のトラブル防止や解決を行っています。

実際、国民生活センターには中古車の買取に関する相談も多く寄せられているのです。

相談窓口は土日・祝日も対応可能。

消費者ホットライン「188」に電話をすれば問い合わせができます。

以下の情報が聞かれるので、どのつもりで問い合わせしてください。

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • 性別
  • 年齢
  • 職業

2.一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)

「一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)」は、中古車買取業者に対してガイドラインを実施し、自動車買取業者の健全化を進めるために設立された団体です。

当然、悪質業者の排除にも力を入れているため、買取査定に置けるトラブルには真摯に対応してくれます。

中古車買取査定に関する相談窓口は、「車売却消費者相談室」のフリーダイヤル「0120-93-4595」が用意されています。

まとめ

今回は、車の買取査定に存在する悪質業者について解説しました。

近年は、法整備や「一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)」などによって、少しずつ悪質業者は減ってきました。

しかし、それでは悪質業者がゼロになったわけではありません。

そのため、悪質業者を避けるために以下の部分を確認してください。

中には、実際に査定してもらい契約の話まで進まないと確認できない点もあります。

✔ Pマークを確認
✔ 査定にかける時間が適切か確認
✔ 契約書を丁寧に説明するか確認
✔ その他の重要事項を説明するか確認

ここまで確認したうえで、契約すべきか判断してください。

また、私が利用した「ズバット車買取比較」なら、優良業者と確認できた業者しか含まれていないので、このサイトから一括査定を利用するのもおすすめです。

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