
車は長く乗っていると、細かい傷が付くものですよね。
ガードレールや駐車場でこすってしまうと、肉眼で見ても分かるくらい塗装が剥がれて傷だらけになります。
愛車が傷だらけだと、気になるのが買取査定への影響です。
✔ 傷だらけの車を買取してくれるのか?
✔ 塗装が剥げている場合は修理した方が良いのか?
✔ 車が傷だらけの車だと査定額はどのくらい下がるのか?
このような点が気になるはずです。
そこで今回は、愛車が傷だらけだった場合の査定額を上げる方法について解説します。
上記の疑問点も全て解決できるので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
車の買取査定は傷だらけでもOK!
車の買取査定では、仮にボディが傷だらけであっても問題ありません。
なぜなら、車は傷があっても走行に影響があるわけではないからです。
また勘違いしている方もいますが、ガードレールなどに車体をこすって傷だらけになったとしても、イコール事故車になるわけではありません。
そもそも事故車とは、事故によって車の骨格部分が破損などのダメージを受けた状態。
つまり、ボディがどんなに傷だらけになっても事故車ではないのです。
そしてボディの傷程度であれば、プロの業者が修理すれば新品同様に綺麗にできます。
これらの理由から、傷だらけの車であっても問題なく買取査定してくれるというわけです。
特に日本車は海外では人気!
見た目が傷だらけでボロボロでも、走行できればOKと考える国に持っていけば高額売却できます。
ちなみに事故車の定義については、以下の記事で詳しく解説しているので、本記事を併せて参考にしてみてください!
傷だらけの車は修理すべきか?
傷だらけの車を修理してから査定に出すべきか、そのまま査定に出すべきか迷うという方は多いでしょう。
結論を言ってしまうと、傷だらけの車は修理せず査定に出してください!
修理しない方が良いというのは、「プロの業者に修理してもらう場合」と「自分で修理する場合」の両方に言えることです。
まず、プロの業者に300mm前後の傷を修理してもらう場合、費用が4~5万円ほどかかります。
しかし、費用をかけて修理しても査定額が4~5万円もアップしません。
また、自分で修理する場合は費用こそ安いものの、プロは素人が修復したと分かります。
見た目が悪くなって、かえって査定額ダウンになる恐れがあるのです。
そもそも、前の項目でも解説した通り「傷だらけの車=事故車」ではないため、走行に影響がないダメージであれば査定額に大きな影響はありません。
「高額な費用がかかる or 失敗する可能性がある」という2点を考えると、修理しないで査定に出した方が良いというわけです。
傷だらけの車はどのくらい査定額が下がるのか?
傷だらけの車は修理せず査定に出した方が良いと分かったところで、やはり気になるのは傷が査定額にもたらす影響ですよね。
では、傷によってどのくらい査定額が下がるのか見てみましょう。
- 軽度の傷:ほぼマイナス査定にはならない
- 塗装が剥げていて長さ1cm未満の傷:ほぼマイナス査定にはならない
- 塗装が剥げていて長さ1cm以上の傷:10,000~40,000円のマイナス査定
- 塗装と板金にダメージがある傷:15,000~200,000円のマイナス査定
軽度の傷とは、爪で傷をこすった時に爪が引っかからない程度です。
そして、表面の塗装が剥げていても、その下の板金に傷が届いていなければ、マイナス額は最大4万円程度です。
板金まで傷が届いていると、最大20万円の査定額ダウンになります。
もちろん、いくらくらいのダウンになるかは買取業者によって異なるため、傷だらけの車は買取業者選びも重要になってくるのです。
傷だらけの車の査定額を上げる3つの方法
続いては、傷だらけの車の査定額を少しでも上げる方法について解説します。
車の清掃と洗車を徹底する
1つ目に紹介する傷だらけの車の査定額を上げる方法は、車の清掃と洗車を徹底することです。
買取業者は車のプロである前に人間。
パッと見た瞬間の綺麗さによって、その後の車の印象は大きく変わってきます。
初見で「綺麗な車だな」と印象付けるために、車の清掃と洗車は徹底的にしてください。
特に車内のシートの隙間やフロアマットは汚れが残りやすいので、念入りに掃除しましょう!
また、見落としがちなのが車内のニオイ。タバコやペットなどのニオイは自分では気が付きにくいため、無臭だと思っても消臭スプレーなどを使ってください。
傷や修復歴は正直に申告する
2つ目に紹介する傷だらけの車の査定額を上げる方法は、傷や修復歴は正直に申告することです。
前の項目でもお伝えした通り買取業者も人間なので、お客さんの好き嫌いによって査定額の多少の増減があります。
正直に傷や修復歴を伝えてくれれば、「この人は信頼できる人だな」と思ってくれて、査定額アップのために頑張ってくれます。
反対に、事故歴などを隠そうとする人は快く思わないため、査定額を上げる努力をしてくれない可能性があります。
また、あなたが隠したところで買取業者は傷や修復歴に気が付くので、どうせバレるなら印象を良くするために正直に伝えてしまいましょう!
傷があっても高額買取してくれる業者を探す
3つ目に紹介する傷だらけの車の査定額を上げる方法は、傷があっても高額買取してくれる業者を探すことです。
日本には車の買取業者は数多くあります。そして、各業者によって特徴が異なるのです。
- 取り扱いが得意な車種の違い
- 自社工場の有無
- 販売ルートの違い
例えば、自社工場がある買取業者なら、傷があってもコストをかけず修理できるため、その分を査定額に上乗せしてくれます。
また、自社店舗がある買取業者なら、仲介手数料なしで車を売却できるため、その分を査定額に上乗せしてくれるのです。
海外に販売ルートを持つ買取業者であれば、日本では値段が付かないようなボロボロの車でも、「十分に価値がある」と判断して査定額を付けてくれます。
もし、あなたの愛車が傷だらけなら、自社工場を持っている業者か海外への販売ルートを持っている業者に査定してもらうと良いでしょう!
傷だらけの車を高額買取してもらうなら一括査定!
前の項目で、傷だらけの車は「自社工場がある業者 of 海外への販売ルートがある業者」が高額買取になりやすいと解説しました。
しかし、該当する買取業者を自分で探すのは非常に大変ですよね。
そこでおすすめなのが車の一括買取査定サイトです!
一括買取査定なら、あなたの自宅の近くで買取査定してくれる業者を探して、利用可能な業者に一括で査定依頼を出してくれます。
当然、その中には自社工場を持つ業者や海外に販売ルートを持つ業者も含まれています。
簡単に複数の業者で査定額を出してもらって比較できるので、最も高く買取してくれる業者をほぼ確実に見つけられるのです。
ちなみに私も一括買取査定サイトを利用して、一番安い業者より22万円も高く買取してもらいました!
一般的にも、下取りより平均16万円は高額査定になると言われています。
私の体験談や一括買取査定サイトの詳しい情報については、以下の記事で詳しくお話しているので、ぜひ参考にしてみてください。