
冬場になると、車のタイヤを標準装備のものから冬タイヤ・スタッドレスタイヤに交換する人は多いでしょう。
しかし、この冬タイヤ・スタッドレスタイヤは車買取の際にどうすべきか迷ってしまいますよね?
✔ 冬タイヤのまま買取査定に出しても良いのか?
✔ プラス査定とマイナス査定のどっちになるのか?
✔ スタッドレスタイヤ単品での査定額・買取相場は?
せっかく車とは別で購入したスタッドレスタイヤなので、その分も査定額としてプラスになってほしいものです。
そこで今回は、冬タイヤ・スタッドレスタイヤが車の買取査定にどう影響するのか解説します。
「装着したまま査定に出してもOKなのか?」「プラス査定とマイナス査定のどっちになるのか?」「冬タイヤ単品の査定額・買取相場はいくらか?」についてもお話するので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
冬タイヤ付きの車を買取査定に出してもOK!
車の買取では、基本的に標準装備された純正パーツの方が査定額は高くなる傾向にあります。
しかし、社外パーツであっても買取査定できないわけではありません。
そのため、冬タイヤ・スタッドレスタイヤを装着したまま車の買取査定に出しても問題ありません。
冬タイヤ付きの車は買取査定にどう影響するのか?
車の買取査定では、冬タイヤあっても標準装備のタイヤであっても査定額に影響はありません。
つまり、スタッドレスタイヤのまま査定に出しても、この部分でプラス査定になったりマイナス査定になったりしないというわけです。
ただし、車の買取査定でタイヤが査定基準に含まれていないわけではありません。
では、査定士の方が何を見ているのかというとタイヤの溝の深さです。
インチ | 溝の深さ5mm未満の査定額 | 溝の深さ8mm以上の査定額 |
17以上 | -25,000円 | +6,000円 |
16 | -17,000円 | +5,000円 |
15 | -13,000円 | +4,000円 |
14 | -10,000円 | +3,000円 |
13以下 | -9,000円 | +2,000円 |
タイヤの溝が浅くなるとブレーキが効きにくくなるため、マイナス査定となるのです。
これは、標準装備のタイヤでもスタッドレスタイヤでも同じ基準となっています。
それにしても、この表を見てみるとプラス査定は最大6,000円なのに対して、マイナス査定は最大25,000円と金額の幅が広いのが分かりますね。
つまり、少しでも査定額を上げたいなら、夏タイヤでも冬タイヤでも使用感がなくて綺麗な状態の方が良いというわけです。
冬タイヤがプラス査定になる可能性がある
基本的にスタッドレスタイヤでも夏タイヤでも、査定額に影響するのは溝の深さだけです。
しかし、冬タイヤがプラス査定になる可能性があります。
その可能性というのは、売却する地域でスタッドレスタイヤの需要が高い場合です。
そもそも、冬タイヤは雪道でも走行できるように設計されています。
そのため、あなたの住んでいる地域が豪雪地帯で、冬場はスタッドレスタイヤがなければ走行できないという場合はプラス査定になる可能性が高いのです。
とはいっても、矢張り重要視されるのは溝の深さなので、スタッドレスタイヤという点だけではプラスになっても数千円~数万円程度でしょう。
スタッドレスタイヤ単品の査定額・買取相場
スタッドレスタイヤは、大型リサイクルショップやタイヤ買取専門店などなら、単品でも買取してくれます。
冬タイヤの査定額・買取相場は以下の通りです。
- 1個あたり:1,000円程度
- 4つセット:5,000~20,000円程度
タイヤは4つで使用するものなので、当然セットになっていた方が高額買取になります。
バラバラになると価格が下がり、1個あたり1,000円程度になってしまいます。
また、タイヤ単品で買取してもらう場合でも、査定基準は溝の深さです。
新品に近い状態であれば査定額が上がり、使用すればするほど溝が減って査定額は下がっていきます。
冬タイヤ・スタッドレスタイヤは別で買取査定に出そう!
もし、あなたが保有しているスタッドレスタイヤが良い商品なら、車に装着したまま買取査定に出すのではなく、まず純正タイヤに履き替えましょう。
そして、取り外した冬タイヤ・スタッドレスタイヤは、タイヤ専門の買取業者に査定してもらってください。
なぜなら、タイヤ専門業者ならタイヤに詳しく、正しい査定額で買取してくれるからです。
反対に、車に装着したまま車買取業者に出すと、あくまで溝の深さだけで判断して査定額が決まるので、スタッドレスタイヤ本来の品質の良さなどが含まれません。
冬タイヤが良い商品なら、その価値を分かってくれる場所で査定してもらった方が、あなたの受け取れるお金は確実に多くなるでしょう。
冬タイヤ・スタッドレスタイヤは冬場に査定額がアップする
車や冬タイヤに限らず、買取査定はシーズンオフとシーズン中で査定額が大きく変わります。
そして、スタッドレスタイヤの需要が増えるのは冬場なので、当然、冬に入る直前の11月頃から冬真っ最中の2月までに売却した方が査定額は上がります。
もし、あなたがスタッドレスタイヤの買取を考えているなら、冬になる直前~冬シーズン真っ最中の時期にしてください。
車を高く売るなら買取業者を比較するのが一番!
今回は冬タイヤ・スタッドレスタイヤが車の買取査定に及ぼす影響と、少しでも高額買取になり方法について解説しました。
しかし実際のところ、スタッドレスタイヤが車の買取査定に及ぼす影響は微々たるもの。
良くも悪くも全く影響が出ないケースも考えられます。
もし、あなたが少しでも車を高く売却したいなら、スタッドレスタイヤを気にするより、どの買取業者で査定すべきか気にしてください。
具体的には、複数の買取業者で査定してもらって比較するのです。
なぜなら、買取業者によって以下のような違いがあるから!
- 自社工場の有無
- 取り扱い車種の得意・不得意の違い
- 販売ルートの違い
- 自社店舗の有無
これらの違いによって、同じ車でも査定額は大きく変わります。場合によっては、一番高い業者と一番安い業者で50万円以上差が出るケースもあるほどです。
ちなみに、私は「ズバット車買取比較」という一括査定サイトを利用した結果、22万円も高く買取してもらいました!
その体験談については、以下の記事で詳しく解説しています。
ズバット車買取比較の口コミや評判も以下の記事でお伝えしています。
もし、あなたが少しでも車を高額売却したいなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。