
あなたは、車の買取査定で業者に「査定額は0円です」と言われた経験ありませんか?
購入したときは数十万円~数百万円の価格だった車が、1円にもならないなんてがっかりですよね。
確かに事故車や不動車、走行距離10万キロ越えの車だと、査定額が0円でも仕方ないと考える方もいるでしょう。
しかし、車の買取は方法次第で査定額が付きます!
それは、買取価格が0円と言われたような車でもです!!
そこで今回は、買取査定で0円と言われた中古車に査定額を付けてもらう方法について解説します。
もちろん、買取価格が付く理由についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
買取査定で0円と言われる理由
まずは、車の買取査定で0円と言われてしまう理由について理解を深めていきましょう。
理由1.外装・内装の傷やへこみが酷い
1つ目の理由は、外装・内装の傷やへこみが酷いからです。
そもそも、業者が車を買取する理由は中古車として販売するため。
オークションや店頭で販売して利益を得るために買い取ります。
つまり、あなたの車を欲しいという方がいなければダメというわけです。
もちろん、ある程度の傷やへこみは修理します。
しかし、修理するには費用がかかるので、修繕費が高すぎると売却しても利益が出ず査定額も安くなるのです。
理由2.走行距離が長すぎる
2つ目の理由は走行距離が長すぎるからです。
車は走行距離が長ければ長いほど劣化します。
当然、劣化していれば修理する必要があり、破損の程度が酷いと修繕費がかさみます。
修理が高額になるほど査定額は下がっていくため、走行距離が長すぎると価格が付かないというわけです。
また、中古車を購入しようと考えている方の中には、走行距離を基準する方もいます。走行距離が短い中古車を選ぶ傾向にあるので、どうしても買取価格が付きにくいのです。
ただ、走行距離が10万キロ越えでも査定額付くケースは多々あります。
それについては以下の記事で詳しく解説しているので、本記事と併せて参考にしてみてください。
理由3.年式が古い
3つ目の理由は年式が古いからです。
車の開発技術は日々進歩しています。最近では、電気自動車や自動運転搭載の車など、高性能な車種が数多く登場していますよね。
つまり、年式が古い車というのは性能が低いと判断されるのです。
また劣化によって故障しやすいうえに、パーツなども製造終了となっている可能性があるため、査定額が付きにくくなっています。
理由4.事故車や不動車
4つ目の理由は事故車や不動車だからです。
修理して売却しても利益が得られる可能性が低い事故車や、完全に走行不能な車(不動車)だと、査定額が0円になる恐れがあります。
これも、やはり利益が出るかどうかが判断基準。
業者が修理しても利益が見込めなければ、お金を支払って中古車を仕入れても意味がないですもんね。
ただ、事故車や不動車であっても買取価格を付けてくれるケースはあります。
以下の記事では、事故車でも買取価格が付いたケースをご紹介しているので見てみてください!
査定額0円の車に価格を付けてもらう方法3つ
前の項目で解説した査定額0円になる4つの理由。
実は、この4つに該当していても価格を付けてもらえる方法があるのです。
ここでは、買取価格0円と判断された車に買取価格を付けてもらう方法をご紹介します。
方法1.ディーラーの下取りではなく買取査定に出す
価格を付けてもらう方法1つ目は、ディーラー下取りではなく買取査定に出すことです。
車の売却においてはディーラーの下取りよりも、買取査定の方が価格は良いとされています。
実際、買取査定の方が下取りと比べて平均16万円は、査定額が高いというデーターが出ているのです。
なぜ、下取りよりも買取査定の方が高いのか?
その理由は以下の3つによるものです。
✔ ディーラーは車の査定に慣れていない
✔ 買取業者の方が中古車事情に詳しい
✔ 買取した車の販売ルート
まず、ディーラーは新車の販売がメインなので、車の査定に関しては詳しくありません。
そのため、適切な査定ができず価格が安くなりがちなのです。
当然、中古車の買取相場などに関しても買取業者の方が詳しいので、適切な査定額を付けてくれます。
また、買取業者なら販売ルートもオークションや自社店舗での販売、海外への輸出、パーツとしての販売など色々あるため、査定額が高くなりやすいのです。
買取価格が0円の車は、ディーラーの下取りに出すのではなく、買取査定に出してみてください。業者選び次第で0円の車に価格が付きます!
方法2.廃車買取業者に査定依頼する
価格を付けてもらう方法2つ目は、廃車買取業者に査定依頼することです。
廃車買取業者とは、その名の通り事故車や不動車といった廃車となるような車を専門に買い取る業者。
独自の販売ルートを持っているため、これらの車でも売却して利益に変えられます。
主な販売方法としては以下の通り!
✔ 海外への輸出
✔ 分解してパーツとして販売
✔ 解体して鉄くずとして売却
廃車買取業者の中には、最低の買取価格0円を保証するところもあります。つまり、廃車に費用がかかる心配がないというわけです。
自分で廃車手続きすると意外に費用がかかりますからね。
その費用がかからないのは嬉しいポイントです!
方法3.複数の買取業界に査定依頼を出す
価格を付けてもらう方法3つ目は、複数の買取業者に査定依頼を出すことです。
そもそも車の買取業者には、軽自動車の販売に強いところや海外に輸出ルートを持っているところ、自社工場で整備できる技術を持っているところなど色々あります。
その特徴によって、全く同じ車でも買取価格は異なります。
時にはA車で「査定額は0円です」と言われた車でも、B車では「買取価格20万円です」となるケースだってあるのです。
けど、「あなたの愛車をどこ業者が1番高く買取してくれるか?」は実際に査定に出してみないと分かりません。
そこで大切なのが複数の業者に査定依頼を出すこと!
一般的には、最低でも3~4社に同時に査定に出したほうが良いとされています。
一括査定サイトなどもあるので、それを利用すれば一度の情報入力で複数業者に査定してもらえます!
事故車・不動車・廃車寸前の車でも査定額が付く理由
事故車や不動車、廃車寸前の車でも査定額が付く理由は以下の3つです。
✔ 海外へ販売するから
✔ パーツとして販売するから
✔ 鉄くずとして販売するから
ここでは、この3つについて詳しく見ていきましょう。
査定額0円だった車に値段が付く理由1.海外へ販売するから
1つ目の理由は海外へ販売するからです。
よく、テレビなどでボロボロの日本車が海外の道路を走っているのを目にしませんか?
日本では廃車になるような車でも、海外では十分に走行可能と判断されます。
そのような国に輸出する販売ルートを持っていれば、査定額0円と言われた車でも値段を付けてくれる可能性があるのです。
ちなみに、日本では買い替えの目安となる走行距離10万キロ越えでも、海外なら走行可能と判断されます。
走行距離10万キロ越えの車でも買取査定の対象となる事実は、以下の記事で詳しく解説しています。
査定額0円だった車に値段が付く理由2.パーツとして販売するから
2つ目の理由はパーツとして販売するからです。
車には様々なパーツが備え付けられています。
そして、車自体は動かなくてもパーツが使えるなら、そのパーツを取り外して販売できるのです。
具体的なパーツの値段は以下の通り!
パーツ名 | 買取相場 |
ヘッドライト | 数千円~20,000円 |
フォグランプ | 5,000~10,000円 |
バンパー | 1,000~2,000円 |
タイヤ | 4,000~15,000円 |
グリル | 数千円 |
ホイール | 5,000~10,000円 |
ステアリング | 5,000~10,000円 |
シート | 50,000~100,000円 |
カーナビ | 17,000~30,000円 |
スピードメーター | 1,000~2,000円 |
ドライブレコーダー | 数千円~10,000円 |
大体これくらいの金額が付くので、使えるパーツが多ければ多いほど査定額もアップします。
査定額0円だった車に値段が付く理由3.鉄くずとして販売するから
3つ目の理由は鉄くずとして販売するからです。
車の大半は鉄でできています。そして、鉄は再利用できるため、解体すれば鉄くずとして売却できるのです。
車のサイズによって取れる鉄くずの量は異なります。
目安としては以下の通りです。
- 普通自動車:10,000~20,000円
- 軽自動車:7,000~8,000円
あなたの愛車が走行不可だったとしても、鉄くずとしての価値は変わらないため、査定額は付きます。
事故車・不動車・廃車寸前の車におすすめの買取業者
査定額0円となるような車でも、買取価格を付けてくれる業者はいます。
しかし、全ての買取業者で値段が付くわけではありません。
そのため、どの業者に査定依頼を出すか検討する必要があります。
そこでおすすめするのが以下の買取業者!
- 廃車本舗
- 廃車ラボ
- カーネクスト
- ハイシャル
これらの買取業者なら、動かないような車でも査定してくれるため、価格が付く可能性が高いでしょう。
中には、最低でも買取価格0円を保証してくれるところもあります。
自分で廃車手続きすると費用がかかりますが、これらの業者に査定してもらえば費用を支払う必要はありません。
買取なら一括査定もおすすめ!
複数の買取業者に依頼を出すなら、一括査定サイトもおすすめです。
一括査定サイトなら、査定前に車の情報を入力したうえで買取価格が付く可能性のある業者に依頼を出してくれます。
そのため、事故車や不動車や廃車寸前の車でも、値段が付く可能性の業者にまとめて依頼が出せるのです。
もし、あなたの愛車を一括査定に出すなら「ズバット車買取比較」がおすすめ!
こちらの一括査定の特徴については、以下の記事を参考にしてみてください。