あなたは車買取の見積もりのテンプレートを見たことありますか?
「車買取の見積もりやテンプレート自体見た経験がない」
「見積もりは見たけど何が書かれているのかさっぱり分からなかった」
実際、車買取査定の見積もりを見る機会って少ないし、いざ出してもらっても何が書かれているかなんて分かりませんよね^^;
けど、見積もりテンプレートの確認を怠ると車を安く買取られたり、不備があっても気がつかなかったりと損をする可能性があるのです。
反対に、見積もりテンプレートを確認すると車を高く買取ってもらえるメリットがあります。
そこで今回は、車買取査定の見積もりテンプレートについて解説します。
見積もりとはどんな書類なのかや見積もりテンプレートを知るメリットはなどもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
見積もりテンプレートを紹介
まずは、見積もりのテンプレートをご紹介します。
あくまでもテンプレートの例なので、買取店によって形式は異なります。
しかし、大抵の場合は上の書類のような内容が記載されるのです。
具体的に記載される項目としては以下の通り。
車買取査定書の基本項目 |
✔ 車名 ✔ グレード ✔ 型式 ✔ 年式 ✔ 所有者(使用者) ✔ ボディカラー ✔ 走行距離 ✔ 車検満了日 |
基本情報として車名やグレード・年式・型式・所有者(使用者)・ボディカラー・走行距離・車検満了日などの内容が記載されていて、これらの情報を基に買取価格が決定します。
また、個々の車体の掃除や状態によって、ベースとなる価格からプラスされたりマイナスされたりする訳です。
中でも車体ごとで重要視されるのは修復歴。
つまり事故を起こしているかどうかになります。
例えば、事故を起こしてバンパーを交換したとしても、綺麗に修復されていれば事故歴としてカウントされないのです。
さらに、近年は豪雨などの水害が増えています。
冠水歴の有無も非常に注目されるようになったのです。
ちなみに、改造車はマイナス査定となるものの、簡単に元の状態に戻せる範囲であればさほど減額はされないでしょう。
このように、車買取査定の見積もりには様々な項目が記載されていて、これらを総合的に見て査定額を決定するという訳ですね。
見積もりテンプレートを知るメリット
続いては、見積もりのテンプレートを理解するメリットについて解説します。
メリット1.愛車のプラス・マイナスのポイントが分かる
見積もりのテンプレートを理解するメリット1つ目は、愛車のプラス・マイナスのポイントが分かることです。
見積書の見方が分かっていれば、愛車のどの部分がプラス査定になって、どの部分がマイナス査定になったのか分かります。
そして、別の買取業者に出す前に簡単に改善できる部分は直してから査定してもらえば、買取額のアップが狙えるのです。
メリット2.複数の業者に見積もりを出してもらう際に役立つ
見積もりのテンプレートを理解するメリット2つ目は、複数の業者に見積もりを出してもらう際に役立つことです。
見積もりのテンプレートを出してもらえば、複数の買取業者に依頼する際に見積書を提出して査定額アップの交渉ができます。
そして、見積書を提出すれば、かなりの確率で査定額アップが期待できるのです。
なぜなら、どの買取業者も自分のお店で売って欲しいと思っているから!
他の買取店より1万円でも高くするだけで自社で売ってもらえるなら、査定額アップは簡単にしてくれます。
ちなみに複数の買取業者に見積もりを出してもらうなら、一括査定サイトを利用すると良いでしょう。
一度の情報入力で複数の買取業者にまとめて査定依頼を出してくれます。
高額査定が最も狙いやすい方法なので、ぜひ利用してみてください。
見積書で確認すべきポイント
見積書を出してもらったら、必ず年式や走行距離はもちろんオプションや事故歴、査定額などをしっかりと確認してください。
また、車の買取には費用がかかるので、その費用についてもしっかりとチェックしましょう。
買取査定にかかる費用は以下の2つです。
✔ 法定費用
✔ 販売手数料
法定費用
見積もりのテンプレートの中でも重要な確認項目として法定費用があります。
法定費用とは、諸費用として発生する税金や保険料を意味していて、以下の4つが記載されているのです。
- 自動車税
都道府県税として排気量ごとに課される税金です。見積書には登録月の翌月から年末の月までの金額が記載されています。
- 自動車重量税
車の重量によって課される国税です。車検の期間までの金額を事前に払う必要があります。
- 自賠責保険料
自動車を所有している人が必ず加入する保険です。車検の際は次回の車検までの保険料を支払う必要があります。
- 消費税
買い手に納税義務があります。
これら4つの項目はしっかり確認しましょう。
中でも、自動車ぜいは支払い過ぎた場合、還付されるので最も注目すべき項目です。
販売手数料
販売手数料とは、買取業者の利益に該当する費用です。
そして、販売手数料としては以下の2つの内訳となっています。
- 納車費用
車の買取をしてもらう場合、業者に車を取引てもらえます。その際にかかるのが納車費用です。つまり、自分で買取店に持って行けば費用がかかる心配はありません。
- 整備費用
買取った後に整備するための費用です。整備する箇所が少なければ安くなります。また、自社で整備している場合は費用がかからないケースもあるのです。
これらの販売手数料は、買取業者によって異なるのでしっかりと確認してください。
見積書をもらう方法
見積書を出してもらうには、以下のステップを踏む必要があります。
ステップ1.査定申し込み
ステップ2.車の査定をしてもらう
ステップ3.見積書を作成してもらう
ステップ1.査定申し込み
最初は買取業者に査定依頼の申し込み手続きをします。
あなたの個人情報や車の情報などの記入が求められるでしょう。
Web上で申し込みできる業者もあるので、その場合は比較的簡単に入力が完了します。
ステップ2.車の査定をしてもらう
申し込みが完了したら、査定士の方に車の査定をしてもらいます。
✔ 外装
✔ 内装
✔ 足回り
✔ エンジンルーム
以上の箇所をチェックしてもらい査定額を算出してもらうのです。
作業は20~30分程度が一般的ですが、車の状態次第では短時間で終わらない可能性があります。
査定時間に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある場合は併せて読んでみてくださいね!
ステップ3.見積書を作成してもらう
最後は、査定士が得た車の情報とオークションサイトにおける車種の相場を調べたうえで、テンプレートを基に見積書を作成してもらいます。
もちろん、見積書を出してもらっても契約成立ではないので売却しないという選択も可能です。
また、出してもらった見積もりはもらえるので、持ち帰って他の買取店で査定してもらう際の交渉の道具として活用してみてください。
査定額を簡単に知る方法がある!
車の買取見積もりをもらう方法としては以下の2つが挙げられます。
✔ 買取業者に持ち込む or 出張査定をしてもらう
✔ 一括査定に依頼をする
方法1.買取業者に持ち込む or 出張査定をしてもらう
見積書をもらう方法1つ目は買取業者に持ち込む or 出張査定をしてもらうことです。
買取業者に直接持ち込む場合や出張査定をしてもらう場合は、その場で車の査定をしてもらって、すぐに見積もりを出してもらえます。
もちろん、売却契約は別なので見積書だけを出してもらって、後日別の買取業者に依頼を出すのも可能です。
ただし、複数の業者に査定してもらうには手間と時間がかかるので、たくさんの業者で比較したいという方には不向きでしょう。
方法2.一括査定に依頼をする
見積書をもらう方法2つ目は一括査定に依頼をすることです。
一括査定葉インターネット上で、あなたや車の情報を入力するとサイト側が一斉に複数の買取業者に情報を流してくれてまとめて査定してもらえます。
実際の査定は、あなたが指定した場所・日時に査定士に来てもらい車を見てもらう必要があります。
そして、査定額も最大限まで高める方法は全ての業者に同時に来てもらう!
実際に複数の業者に同時に来てもらって、査定してもらった方は高額買取を実現しているのです。
見積書を出してもらうなら一括査定サイトを利用した方が便利でしょう。
実は、私自身も一括査定サイトを利用して複数の業者に見積もりを出してもらいました。
なんと、一番高い業者と一番安い業者の価格差は実に22万円でした!
ただし、申し込み直後に全ての買取業者から査定日の調整のために電話がかかってきます。
私は電話が大の苦手なので、電話での対応は本当に大変でした^^;
けど、「高額買取のため!」と割り切って申し込み後1時間程度は電話対応できるように準備しておいたんです。
電話がたくさんかかってくる理由と準備については、以下の記事で詳しく解説しているので申込前に読んでみてくださいね!
あと本記事の最後に、私が一括査定サイトを利用した時の体験談や全業者の査定額などを掲載している記事のリンクを貼っておきます。
まとめ
今回は車買取査定の見積書・テンプレートについて解説しました。
見積書のテンプレートとしては以下の情報が記載されると分かりましたね。
✔ 車名
✔ グレード
✔ 型式
✔ 年式
✔ 所有者(使用者)
✔ ボディカラー
✔ 走行距離
✔ 車検満了日
また、見積書の見方を知っておけば査定額アップが目指せたり、複数の業者で比較してもらう際に有利になったりといったメリットがあるとも理解できたでしょう。
そして、見積書を出してもらうなら、買取業者に持ち込む or 出張査定をしてもらう、一括査定に依頼をするといった2つの方法があるとも解説しました。
あなたが複数の買取業者に見積書を出してもらいたいなら、一括査定サイトがおすすめです。
以下の記事では一括査定サイトについて詳しく解説しているので、ぜひ本記事を併せて参考にしてみてください。