ガソリン価格が高騰する中、注目が集まっているのがEV車(電気自動車)。
すでに新車でEV車(電気自動車)に買い替えた方もいるでしょう。
また、新しく買う車を日産リーフなどのEV車(電気自動車)にしようと検討している方もいるはずです。
しかし、EV車(電気自動車)の購入で気になるのが乗り終えた後の買取価格。
そもそも現在はガソリン車が主流で、電気モーターを搭載した車と言えば、ガソリンエンジンも使えるハイブリッド車です。
そんな中、完全に電気だけで走るEV車(電気自動車)は珍しい部類に入ります。
まだまだ乗る人が少ないEV車(電気自動車)なので、売却する際も「買取価格が安いのでは?」「買取価格自体付かないのでは?」と思いますよね。
そこで本記事では、EV車(電気自動車)の買取価格について解説します!
EV車(電気自動車)の将来性や査定のポイントについてもお話するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
EV車(電気自動車)の将来性!査定額はどうなる!?
EV車(電気自動車)の将来性は、ガソリン車と比べると良くありません。
なぜなら、自動車の価値を決める最大の要因は動力源だからです。
ガソリン車ならエンジン。
EV車(電気自動車)なら電気モーターとバッテリーの劣化具合が重要になります。
そして、EV車(電気自動車)の買取査定ではバッテリーの劣化が懸念されます。
あなたもスマホを使っていると、バッテリーがダメになって買い替えた経験ってありますよね!?
EV車(電気自動車)でも、バッテリーが劣化すれば走行できる距離が減って、中古車としての価値も大幅に低下するのです。
また、スマホでも同じようにバッテリー交換費用ってかなりかかります。
バッテリー交換費用が高額だから買取価格はダウンする
バッテリー種類 | 交換費用 | 工賃 | |
新品バッテリー | 24kWh | 71万5,000円 | 4~5万円 |
40kWh | 90万2,000円 | ||
再生バッテリー | 24kWh | 42万3,500円 | |
30kWh | 48万円 |
このようにバッテリー交換には高額の費用がかかります。
もし、新車で購入して8年が経過していたり、走行距離が10万キロに達していたりするとバッテリー交換の時期になります。
その状態で買取査定に出すと、少なくとも新車価格から上記のバッテリー交換費用が差し引かれた買取価格になるわけです。
もちろん、その他のボディや内装の劣化状態も含めて買取価格が提示されるので、査定額はかなりダウンする可能性があります。
ちなみにガソリン車に搭載されたエンジンは、寿命が15年もしくは走行距離30万キロです。
EV車(電気自動車)の心臓部であるバッテリーの寿命と比較すると、ガソリン車の寿命の方が長いですよね。
このような点から考えるとEV車(電気自動車)の将来性は、あまり優れないと言わざるを得ません。
EV車(電気自動車)の買取価格・査定額
続いては、EV車(電気自動車)の買取価格・査定額について紹介します。
車種 | 年式 |
テスラ モデルX P100D | 2017年 |
走行距離 | 買取価格 |
6,000km | 1,300万円 |
車種 | 年式 |
アウディ A3 スポーツバック e-tron | 2016年 |
走行距離 | 買取価格 |
60,000km | 140万円 |
車種 | 年式 |
テスラ モデルs | 2017年 |
走行距離 | 買取価格 |
20,000km | 750万円 |
| |
車種 | 年式 |
日産リーフ Xエアロスタイル | 2015年 |
走行距離 | 買取価格 |
29,000 km | 50万円 |
| |
車種 | 年式 |
日産リーフ X | 2012年 |
走行距離 | 買取価格 |
133,000km | 13万円 |
このようにEV車(電気自動車)と一言で言っても、車種や年式・走行距離などによって買取価格は大幅に変わります。
テスラやアウディなどは、もともと新車価格が高いため買取価格も高めになっています。
しかし、EV車(電気自動車)の中でも最も人気・知名度が高い日産リーフの10万キロ越え車でも買取価格13万円と、しっかり査定額が付いていますね。
10万キロ越えなら、ガソリン車でも値段が付きにくいので、そう考えると決してEV車(電気自動車)の買取価格が安くなるとは言えません。
EV車(電気自動車)で高価買取査定を狙うポイント
続いては、EV車(電気自動車)で高価買取査定を狙うポイントについて解説します。
モデルチェンジの前に査定に出す
1つ目の高価買取を狙うポイントは、モデルチェンジの前に査定に出すことです。
EV車(電気自動車)でもガソリン車でも同じように、新モデルが登場する前には先代モデルの市場価格が下がる傾向にあります。
そのためEV車(電気自動車)の買取査定は、モデルチェンジの前した方が良いでしょう。
走行距離がキリの良い数字を超える前に査定に出す
2つ目の高価買取を狙うポイントは、走行距離がキリの良い数字を超える前に査定に出すことです。
EV車(電気自動車)であっても、走行距離が増えると買取価格は低下します。
そして、走行距離は印象が大切なので、3万キロ・5万キロ・7万キロ・10万キロといったキリの良い数字を超えるのと超えないのでは、査定額に大きな差が生れます。
例えば、5.1万キロの車と4.9万キロの車だと、実際は2万キロしか差がなくても、印象としては5万キロ越えの方が悪くなり買取価格も下がるのです。
EV車(電気自動車)を買取査定に出す際は、走行距離が大台に乗る前にしてください。
低走行車にならないよう注意する
3つ目の高価買取を狙うポイントは、低走行車にならないよう注意することです。
ガソリン車の場合は、過走行が低評価に繋がります。
しかしEV車(電気自動車)の場合は、ある程度の走行距離があった方がプラス査定になります。
なぜなら、EV車(電気自動車)はバッテリーを搭載しているから。
バッテリーは、全く使わないより適度に使用して充電している方が長持ちします。
あなたが持っているスマホやノートパソコンも、長期間充電せず放置していると、いつの間にか使えなくなったりしますよね。
EV車(電気自動車)も、しっかり充電して走行している方が劣化が少なく、高い買取価格になりやすいのです。
純正パーツに戻しておく
4つ目の高価買取を狙うポイントは、純正パーツに戻しておくことです。
EV車(電気自動車)でもガソリン車でも同じで、カスタムパーツよりも純正パーツの方が高価買取になりやすい傾向にあります。
また、取扱説明書など購入時に付属していたものも一緒に査定に出すと、さらに査定額が高くなるでしょう。
一括買取査定に申し込む
5つ目の高価買取を狙うポイントは、一括買取査定に申し込むことです。
車の買取査定では、EV車(電気自動車)・ガソリン車は関係なく、複数の業者で査定してもらい比較するのが一番高く売却できます。
特に、EV車(電気自動車)のような特殊な車は、買取業者によって査定額は大幅に変わるのです。
場合によっては、一番安い業者と一番高い業者で50万円以上も差が出る可能性があります。
また、車種や車の状態によって一番高い業者が違ってくるので、前回はA社が一番高くても今の車は別の業者の方が高いケースがあります。
車の買取査定では、その都度複数の業者で査定してもらって、一番高い買取価格のところを見つけ出してください。
EV車は一括査定サイト「ズバット車買取比較」がおすすめ!
数ある一括査定サイトの中でも、特におすすめなのが「ズバット車買取比較」です。
ズバット車買取比較では、全国の買取業者286社の中から最大10社に一括で査定依頼を出してくれます。
あなたが入力すべき情報は次の通り。
✔ メーカー/車種
✔ 年式
✔ 走行距離
✔ 郵便番号
✔ 名前
✔ メールアドレス
✔ 希望連絡先(携帯電話番号)
全ての情報を入力するのにかかる時間は30~60秒程度です。
ただし、申し込み後の対応は電話でする必要があります。
申し込み直後には、一斉に買取業者から電話がかかってくるので、1時間程度は確保できるタイミングで申し込んでください。
電話対応ってかなり面倒ですよね^^;
けど、面倒な手間をかけるだけあって、ズバット車買取比較からEV車(電気自動車)の買取査定に申し込めば一番高い買取業者が見つけられます。
日産リーフの買取相場 | ||
年式 | 走行距離 | 買取相場 |
2019年/令和元年(2年落ち) | 10,001〜15,000km | 148〜249万円 |
15,001〜20,000km | 146〜247万円 | |
40,001〜45,000km | 133〜234万円 | |
45,001〜50,000km | 131〜232万円 | |
2018年/平成30年(3年落ち) | 10,001〜15,000km | 143〜207万円 |
30,001〜35,000km | 135〜199万円 | |
50,001〜55,000km | 127〜191万円 | |
2017年/平成29年(4年落ち) | 5,001〜10,000km | 80〜170万円 |
15,001〜20,000km | 76〜166万円 | |
25,001〜30,000km | 72〜162万円 |
まだまだEV車(電気自動車)の需要が少ない中でも、ズバット車買取比較なら確実に値段を付けてくれる業者を見つけて紹介してくれます。
ちなみに私は、普通のガソリン車をズバット車買取比較で売却して、査定額が22万円もアップしました!
その時の体験談は以下の記事で詳しく解説しています。
面倒な電話対応を少しでも簡単にする方法も紹介しているので、あなたがEV車(電気自動車)を少しでも高く売却したいなら必ず役立ちますよ!
ぜひ、本記事を併せて参考にしてみてください。